By 全米ヨガアライアンス認定ヨガスクールぼっこ ON 2025年05月28日(水)
カテゴリ: 全般

前屈が苦手なあなたへ|がんばらなくてもラクになるコツとセルフケア3選

今回は前屈について解説してみようと思います✨️

「前屈が苦手なんです」
「身体が硬くて手が届かないんです」
そんな声をレッスンでよくいただきます。

でも、実は前屈って、がんばるポーズではないんです♥️

なぜ断言できるかというと、私自身、頑張らない練習で前屈を深めることができたからなんですよね。

今日は、「前屈の魅力」と「前屈が深まるコツ」、
そして「おすすめのセルフマッサージ」まで、まるっとお伝えします✨


【前屈ポーズの魅力】

\ 柔らかさより、大切なこと。/

前屈は、見た目では"柔軟性"が求められるように感じますよね。

ほとんどの人が前屈=手で足のつま先を掴むポーズだと思ってるんじゃないかなって思うんです。
でも本当に大切なのは、呼吸ができる余白を保ちながら、自分にとっての「快適」を探すことなんです。

つまりつま先を掴むことが快適ではなければ無理してつま先を掴まなくてもいいということなんですよね。

私もヨガを学ぶ前までは形ばかりに囚われてしまって、一生懸命前屈の練習をするも一向に柔軟性が上がらない日々。。。

でも「快適」を優先させたらみるみるうちに柔軟性が上がっていきました!

前屈には、こんな効果があります👇


レッスンではクールダウンのときに前屈を使ってみるのもオススメです✨️

心とカラダがリラックスした状態でシャバアサナに向かっていけますよ。​

【前屈がラクになる3つのコツ】 

✅① 膝を曲げてもOK!

「膝は伸ばさなきゃいけない」って思っていませんか?
実は、膝を曲げたほうが腰を丸めずに骨盤を立てやすくなるんです✨

ラクに前屈するためには、"太ももにお腹をのせる"くらいの感覚でOK!

逆言ったら太ももにお腹が乗るぐらいガッツリ膝を曲げちゃいましょう。

✅② 骨盤から倒す意識

前屈=前に倒れる…ではなく、骨盤を前に傾けていく意識がとっても大切🌿
背中を丸めるより、骨盤を支点に「股関節から折りたたむ」感覚を意識してみてくださいね。

骨盤が傾きにくいときは手で骨盤を傾けるのをサポートしてもOK。

✅③ プロップスに頼ってOK

手が届かない、背中が張る…そんな時は、ブロックやベルト、厚めの本やタオルでもOK🧱
「気持ちよく呼吸できる位置」を大事にしてみましょう♬

オススメは「ほんまはもうちょっといけるけど、今日はこの辺にしとこっかな」って位置です。

そこで呼吸してみてね。

【前屈が深まるセルフマッサージ3選】

前屈がツラいとき、実は「筋肉がこわばってる」ことが多いんです💡
そこでおすすめなのが、前屈前にちょっとほぐすセルフマッサージ👐

セルフマッサージをしてから前屈を行うのとマッサージしないで行うのとでは前屈の深まり方が全然違います!

マッサージはぺぺって感じでさっとやるよりは突っ張りがなくなるぐらいゆっくり丁寧にやってみてね。​


🍑① おしり(中臀筋・大臀筋)

テニスボールやタオルを丸めて、お尻の下に敷いてゆっくり揺らすだけ!
骨盤の動きがスムーズになって、前屈もやりやすくなります✨

🦵② もも裏(ハムストリングス)

仰向けで足裏にタオルをかけて、足をゆらゆら揺らすだけでもOK!
伸ばす前にゆるめておくと、無理なくラクに動けます🌿

➡️③ もも横(大腿筋膜張筋)

フォームローラーや丸めたタオルをもも横に当てて、横向きでコロコロ。
痛いときはタオルを巻いたり、手で身体を支えて調整してね。

【まとめ】

前屈が苦手=柔軟性が足りない、ではなくて、
"使い方"と"ケアの仕方"を知らないだけかもしれません。

がんばらなくて大丈夫。
心地よく呼吸できる範囲で、少しずつ、少しずつ。
"からだも心もやわらかくなる"前屈を、ぜひ味わってみてください🌷

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