ある程度、マーケティング関連のビジネス書を読んだことがある方なら聞いたことがある話だと思うのですが、お客様さま相手のビジネスで、収益を上げる方法は3つしかありません。 その3つを簡潔に解説します。多くのビジネス書のネタ元と言われている「ハイパワーマーケティング」からの引用です。地味な書き方で、読み物としては、ぼっこで紹介している他の本ほどの面白みはありませんが、マーケティングのエッセンスが詰まっているので、事業を始めて収益に悩んだら、読んでみるといいと思います。オーディブル版もありますので、車の中で聞くことも出来ます。


新規顧客獲得のための広告は必須

1. お客様さまを増やす 

 多分、多くの人がこれだけを思いついたのではないでしょうか。様々な広告や口コミを使って、お客様さまを増やしていく作業は常に行っていく必要があります。常に効果を計測し、コストパフォーマンスの高い施策に重心を持って行きます。 広告・集客部門の実務です。


サービスの付加価値を高める

2. お客様さま一人当たりのサービス単価を上げる 

 別に値上げしろといっているわけではありません。お客様さまが同時に欲しくなるものや、サービスをセットにしたりして、お客様さま一人当たりの単価を上げる努力も必要です。商品開発部門の実務です。


レピーターを増やす

  3. お客様さま満足度を上げ、レピーターを増やす

 顧客のサポートを充実させ、リピーターを増やしていきます。サブスク制の導入や10枚綴りチケット、ポイントシステムなどですね。顧客維持部門の実務です。


 以上、3つがハイパワーマーケティングに書かれている収益の上げ方です。まあ、当たり前といえば当たり前なんです。新しいお客様がどんどん来て、一人当たりの単価が高くて、リピーターもじゃんじゃん来たら、どんなビジネスでもうまくいきます。しかし、現実にはそうはうまくいかないので、出来ることから少しずつ諦めずに改善を繰り返すことになります。


ビジネス書も案外面白い 

 消費者・労働者としての経験しかない方は、あまりビジネス書は読んでないのではないでしょうか。中井香菜も、スタジオを立ち上げてから読み出したのですが、これがなかなか面白いのです。小説とはまたちがった面白さですね。ぼっこのRYT養成講座では、こういった書籍の紹介や動画の紹介も行っていますよ。